「防犯カメラ 入退室管理システム」と聞いても、おそらくピンとくる方は少ないと思いますが、社員の出入管理のために専用のシステムを導入している会社が増えています。
スタッフはIDカード式の社員証を常に携帯し、職場に入るときはそれをカードリーダーに通さないと中に入れない仕組みです。特にコールセンターのような個人情報を多く取り扱う職場では多く導入されているようです。社員も契約社員も、あるいは派遣社員でも入出用のカードが支給されます。
やや行き過ぎているような感も否めませんが、部外者による情報漏えいの危険性や、“能力主義”を掲げる企業ならより綿密な社員の勤怠管理として、防犯カメラだけでなくこのような入退室管理システムを取り入れようとする心情は理解できなくもありません。
ただし、弱点は管理される人間にあること。出勤時に社員証を忘れることもあるし、誤ってオフィスの机の上や引き出しの中に置き忘れたまま席を離れてしまう場合もあるもんです。そうなったら、仲間を拝み倒して入れてもらうということも、よくある話。周りに適当な人がいなかったので、防犯カメラに向かって助けを乞うた管理職がいたという話も聞いたことがあります。どんなシステムにも、一長一短があるものです。